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#暑さを乗り切る(上)夏バテ解消 効果的な入浴法とは?

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 厳しい暑さで、体調を崩しやすい時期だ。過ごし方を工夫して、夏を元気に乗り切りたい。

 「夏こそシャワーで済ませず、湯船につかりましょう」

 日本入浴協会(東京)の理事で医学博士の古谷暢基さん(53)は力を込める。同協会は「入浴検定」の実施などを通じて、お風呂による健康効果や安全な入り方を発信している。

 夏は暑さで疲れを感じやすく、体温や血流の調整を担う自律神経が乱れがちだ。自律神経の乱れは、食欲減退、不眠といった夏バテの一因になる。「湯船につかると、血行が良くなり、体がリラックスして、自律神経が整います」と古谷さん。シャワーだけでは体が温まらず、血流の改善が期待できないそうだ。

#暑さを乗り切る(上)湯船つかり夏バテ解消

夏にぴったりの入浴剤が並ぶ東急ハンズ博多店の売り場

 健康にいい入浴法を教えてもらった。湯船につかる時間は10分程度、温度は40度前後が目安だが、「自分が10分入っていられる温度」がお薦め。時間が長いと脱水症状や、血管に負担がかかる恐れがある。また、半身浴より、肩までつかる方がいい。浮力によって筋肉の緊張がほぐれるからだ。入浴剤を使うと香りでリラックス効果が高まる。

 血液の巡りが良くなると、酸素や栄養が体中に行き渡り、老廃物も回収されて疲れがとれる。入浴で上がった体温が、湯上がり後に下がることなどにより、眠りに就きやすくなる効果もある。注意したいのは水分補給。入浴の前と後に、適度な水分を取ろう。

 「お風呂は日本人の宝。入浴による血流改善で、多くの不調は快方に向かいますよ」と古谷さんは呼びかける。

入浴剤で疲労回復

  入浴剤を400点以上そろえる福岡市博多区の「東急ハンズ博多店」で、夏向きの入浴剤を紹介してもらった。

 「夏は冷房や薄着で体が冷えるので、体を温める入浴剤がおすすめです」と担当の浜田さゆりさん(39)。「アユーラ 薬用ハーバルホットスパ」(1回分385円)は、カンゾウ、トウガラシなどの生薬を配合しており、体を芯から温める。

 爽快感を味わえる入浴剤も人気だ。「北見ハッカバスソルト」(1回分220円)は、ハッカの効果で湯上がり後に肌がひんやりして涼しく感じる。

 一番人気の商品は「BARTH」(3回分990円)で、重炭酸イオンが血行を良くして、疲労回復を促すという。

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