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コロナ後遺症<1>1年以上肺活量低下

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コロナ後遺症<1>1年以上肺活量低下

バーでボトルを磨くAさん(緊急事態宣言の発令で現在は休業中)

 昨年4月、新型コロナウイルスに感染し、重い肺炎に陥った東京都新宿区のバー店長の男性Aさん(41)は、1年以上経過した今も、肺活量が同年代男性の6割程度に低下したまま。「一生つきあっていくのかな」とつぶやく。

 最初の症状は、38度の熱とせき。「もしかしてコロナ?」とは思ったが、すぐには受診しなかった。10日間家にいると息苦しさが強まり、結局救急車を呼んだ。搬送先の病院で感染を確認。重症の肺炎で呼吸困難に陥っていたため、人工呼吸器を着けられた。そこから20日間意識がない。

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