松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
バジルソースカツレツ…いつもと違う味と香り
小学校栄養士の松丸奨です。今日は、香りを楽しむおいしいレシピ「バジルソースカツレツ」のご紹介です。
ジューシーでサクサクの揚げ物を口にした後に、鼻を抜ける香り。バジルの爽やかな香りは後味をより良いものにしてくれます。ハーブや香辛料の香りは、揚げ物との相性は抜群です。いつもと違う味、いつもと違う香りを求めて、色々な「後がけ」を楽しむのも良いですね。食べた後の満足感が違います。
お店やおうちでは、大きな一枚肉を縦5~6個にカットしたものが定番ですが、給食では小さめの丸い形のお肉を注文し、切ることはなく、1人2個づけにして提供しています。実はここにおいしさの秘密があります。切ってしまうと、子どもたちが食べるに時に、パサついて硬くなってしまうのです。それに切らないので、全面に衣がまとっており、ざくざくの食感も味わえます。日によって肉の形を変えると楽しめますよ。
さて、バジルはシソ科の植物です。香り成分に含まれているのがリナロールやオイゲノールです。緊張やストレスを和らげ、心を落ち着かせるのに役立ちます。抗菌作用もあるので、お肉や魚との相性が良いですね。香り豊かなおいしいバジルソースを楽しみましょう。
[作り方]
(1) ソースの材料をブレンダーやミキサーに入れてペーストにします。これでバジルソースは完成。
(2) 豚肉に下味をつけてから、小麦粉→溶き卵→パン粉の順で衣付けをする。
(3) フライパンに油を1cmの高さまで入れて、180度に加熱する。(2)の豚肉をきつね色になるまで揚げる。片面を約3~4分ずつ。お皿に盛り付けて、バジルソースをかければ完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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