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[意思決定]面会制限<1>「身内もだめ」会えない日々

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 昨年11月、東京都世田谷区の 樋渡ひわたし 啓子さん(79)は 狼狽ろうばい した。散歩から戻った元弁護士の夫、洋三さん(84)が右足のしびれを訴え、翌朝、救急車で病院に搬送された。脳 梗塞こうそく 。1か月入院した。右半身がマヒしていた。

[意思決定]面会制限<1>「身内もだめ」会えない日々

午後の陽光がさす自宅で、入院の日々のつらさを語り合う啓子さん(左)と洋三さん(東京都世田谷区で)

 6人部屋の洋三さんを見舞った。入院1週間後、突然、ナースステーションで止められた。「あっ、先に行かないで」「身内です」「身内もだめ」――。看護師は譲らない。玄関に「面会禁止」の通知が貼られていたことを後で知った。

 この日、都内の新型コロナウイルスの新規感染者は500人余り。1か月半後に迎える第3波のピーク(2520人)へと、右肩上がりで増え始めていた。

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