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【独自】政府、在留外国人のコロナ検査拡充へ…日本語学校にキット無償配布

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 政府は、日本に在留する外国人留学生や外国人技能実習生などへの新型コロナウイルス検査態勢を強化する。外国人が寮などで集団生活する日本語学校に対し、短時間で感染の有無が判定できる抗原検査の簡易キットの無償配布を近く始める。外国人コミュニティーでクラスター(感染集団)の発生が相次いでいることを受けた措置だ。

【独自】政府、在留外国人のコロナ検査拡充へ…日本語学校にキット無償配布

 外国人コミュニティーについては、言葉の問題などで医療機関の受診が遅れ、大規模なクラスターを発見しにくいことが指摘されてきた。軽症者を中心に検査キットを使い、クラスター発生の予防や早期発見につなげたい考えだ。

 出入国在留管理庁は、全国の約800の日本語学校を対象に希望調査を実施済み。希望する学校に文部科学省が検査キットを無償配布する。厚生労働省も、外国人技能実習生が集団で働き、寝食を共にする実習先の受け入れ企業などで、検査キットを使った対策を強化する。

 これまでにも、茨城県内の日本語学校で5月、講師1人と学生8人の計9人の感染が判明したほか、岡山県倉敷市では4月、会社の寮で共同生活を送る外国人7人の感染が判明し、クラスターに認定された。

 同庁によると、2020年末現在、日本に在留する外国人は約289万人。このうち在留資格別では「技能実習」が約38万人(13・1%)、「留学」が約28万人(9・7%)に上る。政府は定期的な検査に加えて、医療機関を受診する際の相談態勢や、ワクチン接種のための情報発信なども強化し、対策を進める方針だ。

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