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#ぐっすり眠ろう(上)不調なら睡眠を1時間増やそう

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 十分な睡眠は元気な毎日に欠かせないが、多忙な現代人はついおろそかにしがちだ。眠ることの大切さと効果的な方法を知っておきたい。

#ぐっすり眠ろう(上)女性は最低7時間必要

三宅さんの漫画本「睡眠と漢方で治す婦人科疾患」より

 福岡市の自営業女性(55)は全身の痛みに悩み、昨年8月に受診した同市の「三宅漢方医院」で「線維筋痛症」と診断された。漢方薬を処方されたほか、内科、小児科医の三宅和久院長(59)に指示されたのが、睡眠時間の確保だった。それまでの6時間から9時間は眠るようにすると、約4か月で症状がほぼ治まったという。「眠ることの大切さを身をもって知った」と喜ぶ。

 日本東洋医学会員でもある三宅さんによると、漢方では、体を動かすエネルギーや体の潤いは、夜眠っている間に生産されるとする。眠る時間が十分でないとエネルギーなどが不足し、疲れやすさや免疫力低下、便秘、不安、イライラを招くという。

 そのため三宅さんは、不調を訴える患者に薬を処方したり 鍼灸しんきゅう を施したりする治療に加え、睡眠を少なくとも1時間は増やすよう助言している。「どんな薬や食べ物も、十分な睡眠なしには効果が出ません」と三宅さん。健康な人でも、男性は6時間半から7時間、女性は7時間から7時間半が必要と考えているそうだ。

 特に、生理がある女性は男性より睡眠が必要で、不調のリスクが高いという。そこで三宅さんは、漢方の考え方に基づいて睡眠の意義を訴える漫画本を出版。就寝する直前にはスマートフォンやテレビを見ない、心地よい香りや音楽の力を借りて寝付きをよくする、などの工夫を勧めている。「睡眠は健康維持の基本。眠る時間の確保を優先する生活を」と呼びかける。

  寝付きを良くするコツ (三宅さん監修)

  • 寝床に入る手順を決める(パジャマを着てからトイレに行く、など)
  • 歯磨きは目がさえるので早めに
  • 帰宅が遅くなった日は短時間のシャワーで済ませ、翌朝入浴する
  • 寝る1時間前には照明を暗くし、テレビやパソコン、スマートフォンを見ない
  • リラックスできる香りや音楽を利用
  • 楽しいことをイメージしながら就寝
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