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コロナ禍 神戸<4>間に合わなかった入院

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 どんなに強く握りしめていても、指と指の間からこぼれ落ちてしまういのち。神戸市の北須磨訪問看護・リハビリセンター所長、藤田愛さん(55)は、35歳の青年の死が悔しくてならない。そして、その母の悲しみがつらい。

コロナ禍 神戸<4>間に合わなかった入院

玄関内で感染防護具を着ける藤田さん。周囲に訪問を気づかれないよう配慮した=八木良樹撮影

 訪問した4月22日、一軒家のドアを開けた時は、午後9時を過ぎていた。

 新型コロナウイルスに感染した青年は、40度の高熱を出し、病院で肺炎と診断された後も入院できなかった。この日未明、母はたまりかねて救急車を呼んだが、搬送先が見つからず戻ってしまった。

 藤田さんには、かかりつけ医が処方したステロイド剤の点滴や、状態の観察などが求められていた。

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