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小池知事「東京のコロナ対策は50代問題」…重症者の4割が40~50代に

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 新型コロナウイルスの感染再拡大により、東京都の入院患者は11日に1902人に上り、病床使用率が1か月ぶりに30%に達した。40~50歳代の入院増加が要因とみられ、「(都内のコロナ対策は)50代問題と言っても過言ではない」(小池百合子都知事)と危機感も広がっている。

小池知事「東京のコロナ対策は50代問題」…重症者の4割が40~50代に

記者会見する小池都知事(8日)

 都内の入院患者は、12日も増えて1947人(うち重症者は55人)。国の基準に基づくコロナ患者向けの確保病床6314床に対する病床使用率は、31%となった。国の指標で2番目に深刻な「ステージ3(20%以上)」の水準で、病床使用率が3割を超えるのは6月5日以来、1か月ぶりとなる。

 増加要因となっているのは中年層だ。

 都によると、2月下旬は60歳以上が入院患者の75%を占めていたが、7月7日時点では、最多が50歳代(21%)で、次いで40歳代(18%)が多く、59歳以下が7割を占めた。3月以降、重症化リスクが高いとされる英国型(アルファ型)や、感染力が強いとされるインド型(デルタ型など)が広がったことが影響しているとみられる。

 小池知事は今月8日の記者会見で、ワクチン接種で高齢者の重症化が抑えられている可能性を指摘し、「陽性者、入院患者は高齢者から50歳代に移ってきた」と警戒を呼びかけた。

 入院患者を受け入れる東京北医療センターでは今月上旬、患者12人のうち7人が30~50歳代。同センター管理者の宮崎国久医師は「50歳代以下で酸素マスクが必要になる患者が相次いでいる。比較的若い世代だから軽症で済むだろう、などと過信しないでほしい」と呼びかけている。

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