文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療相談室

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

20年以上 高血圧改善せず

 血圧が高く、20年以上薬を飲んでいます。以前は上が120~130ぐらいでしたが、今は150ぐらい。毎日1時間程度歩いていますが、よくなりません。糖尿病の薬も飲んでいます。(81歳女性)

薬の調節 かかりつけ医と相談を

勝谷友宏 勝谷医院院長(兵庫県尼崎市)

 毎日1時間程度歩くのは、素晴らしい習慣ですね。かかりつけ医の所にも元気に歩いて通っているのでしょう。きちんと薬を飲まれているのもコロナ禍において重要です。

 高血圧治療ガイドライン2019では、75歳以上の後期高齢者でも、上の血圧が診察室で「140未満」、自宅で「135未満」、糖尿病の持病があれば自宅で「125未満」が目標になります。この目標より高い血圧が続くと、脳卒中、心不全といった健康寿命を縮める合併症の発症につながってしまいます。

 昔の高血圧治療ガイドラインでは、後期高齢者は少し高めの血圧でもよいとされていました。しかし、海外の大規模調査で、心身の調子が崩れる「フレイル(虚弱)」が少しあるような高齢者も、きちんと血圧を下げることで死亡や心血管病を減らせることがわかりました。このため世界中の同ガイドラインが高齢者でも血圧を低めに保つ方向に変更されました。

 質問者の「自宅で上の血圧が150」は、いわゆる中等症高血圧の状態です。かかりつけ医とよく相談の上、降圧目標が達成できるように、お薬を調節してもらうことをお勧めします。

 1時間の速足歩行に加え、1日6グラムまでの減塩を実行すると、目標達成に近づくと思います。毎日の血圧を記録し、かかりつけ医の所で頑張った成果を見てもらいましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療相談室 新着回答

一覧へ

相談を投稿する

オンライン相談の投稿ができるのは、読者会員に限ります。

  • 相談と回答は紙面に掲載されることもあります。また、外部配信することもあります。すべての相談にはお答えできません。また、個別には回答いたしません。

直接相談する

24時間電話医療相談サービス

相談するには

オンライン相談の投稿ができるのは、読者会員に限ります。読売新聞ご購読者で読者会員登録をされた方が、有料(プラス)登録すると、電話による医療相談が24時間365日ご利用いただけます(相談料・通話料は無料)。

読売新聞読者会員の有料登録は、月額220円(税込)です。

一般会員向け有料サービスは2020年1月31日をもって終了いたしました。このため、一般会員向け有料登録の受け付けを停止しております。