町田忍の昭和回想
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手を挙げて ラッキーカムカム 棚の上
昭和は遠くなりにけり--。銭湯や手描き看板をカメラにおさめ、お菓子のパッケージを収集するなど、庶民の暮らしを見つめてきた町田忍さんが、懐かしいあれこれをイラストにして回想します。みなさんも古いアルバムや本、新聞を引っ張り出し、町田さんのイラストと合わせて、昔を振り返ってみてはいかがでしょうか。 |
招き猫
発祥については諸説ある「招き猫」。江戸時代は遊郭など、限られた場所にしか置けなかったものの、その後、徐々に店などに置かれ、庶民の間にも広まり、昭和になると一般家庭でも見られるようになった。
左手(前脚)を挙げている猫は「人を招く」、右手(前脚)を挙げている猫は「お金を招く」、体が黒い猫は「魔除け」などといわれている。海外向けは手の甲の向きが逆で、小判の刻印が「ドル」になっている。貯金箱としてのものもある。
自分は居間の棚の上にお寺で買った最もシンプルなデザインの招き猫を飾っている。絵の招き猫も同じくシンプルなタイプで、銭湯の番台に置かれていた。写真は、「招き猫発祥の地」のひとつ、東京・世田谷区の豪徳寺に奉納されている招き猫たち。
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