ニュース
医療・健康・介護のニュース・解説
ダウン症の子の笑顔を見て…写真展「ポジティブエナジーズ」 22日から東京・渋谷で開催

世界のダウン症の子どもと家族を撮影した写真展「ポジティブエナジーズ」が、7月22日から8月3日まで、東京都渋谷区の渋谷ヒカリエ8階 ギャラリースペース「CUBE」で開かれる。ヨミドクターコラム「 いのちは輝く~障害・病気と生きる子どもたち 」に障害のある子どもと家族の写真を提供した名畑文巨さんと、社会で自立して暮らすダウン症の人を撮り続けるリチャード・ベイリー(英国)という2人の写真家が、パラリンピック開催を控えた東京で、その理念でもある「多様性と調和」を訴えた作品群を披露する。
名畑さんとベイリーさんらは2018年、ロンドンで第1回写真展「Positive Energies(ポジティブエナジーズ)」を開催し、多くの反響を得た。その中には、出生前検査の結果を待っている妊婦から「結果がどうであれ産むという気持ちではいましたが、この展覧会との偶然の出会いが私の考えが間違っていなかったんだと確信させてくれました」というコメントもあった。今回は、新型出生前検査が普及しつつある日本で、障害のある子どもたちの明るく、エネルギーにあふれた写真を展示し、妊婦や家族たちへのポジティブな情報として伝えるねらいもある。
午前11時から午後8時、入場は午後7時30分まで。無料。
【関連記事】