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空港検疫で陽性なら、機内で同じ列か前後2列を「濃厚接触候補者」に…行動確認を徹底へ
厚生労働省は6日、新型コロナウイルスの水際対策を強化するため、海外からの帰国者らが空港検疫でコロナ陽性と判明した場合、濃厚接触の疑いのある人を特定したうえで行動確認を徹底する方針を決めた。近く実施する。

厚生労働省
航空機で陽性者と同じ列か前後2列の座席だった同乗者を「濃厚接触候補者」と指定する。候補者には、入国後14日間の自宅などでの待機中に、厚生労働省が設置した「入国者健康確認センター」の担当者がビデオ通話や見回りなどを実施して、待機を守っているかどうかを確認する。濃厚接触者に該当するかどうかは、保健所が最終判断する。
また、空港検疫で陽性者が出た際は、候補者以外の同乗者にも濃厚接触の可能性があることを通知して注意を促す方針だ。
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