文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

知りたい!

医療・健康・介護のニュース・解説

梅雨明け熱中症から子どもを守るには…「水がうまく飲めない」は要注意

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

意識がもうろうとしているなら救急車を

梅雨明け熱中症から子どもを守るには…「水がうまく飲めない」は要注意

――子どもに熱中症が疑われるときには、どう対処すればいいのでしょう。

 声をかけたときに、反応がしっかりしているのなら、冷たい水を飲ませて涼しい場所で休ませます。できれば、冷房の利いた屋内がいい。もし、意識がもうろうとしているようなら、救急車を呼んでください。水を飲ませたときにこぼしたり、むせたりして、うまく飲めないような場合も受診させるようにしてください。

 休ませているときも、20分ほどは誰かが付き添うようにしてください。一人にしておくと、急に容体が悪化したときに助けられません。

――予防のために普段から心がけることはありますか。

 まだそれほど暑くない時期から、外に出て運動し、汗をかくようにする。一番暑い季節を前に準備をして、暑熱順化に努めることです。そして保護者は、子どもが出かけるときには帽子を必ずかぶらせて、氷入りの水を大きめの水筒で持たせてください。また、水が足りなくなったときのために、自販機で水やスポーツドリンクを買えるよう、小銭を持たせることをお勧めします。「買い食いしないように」ではなく、自分の体を守るためにどうすればいいかを教えるようにしてください。

三宅 康史(みやけ・やすふみ)
 1985年、東京医科歯科大学医学部卒業。昭和大学医学部救急医学教授を経て、2016年から帝京大学病院高度救命救急センター長・教授

2 / 2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

知りたい!の一覧を見る

最新記事