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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

そうめんのゼリー寄せ…暑い夏に欠かせないレシピ

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は、暑い夏に欠かせないそうめんのレシピのご紹介です

 のど越しが良く、つるっと食べることができ、食べやすいイメージがあるそうめんですが、うまく食べられずにいる方を見かけることはありませんか? また、細かく刻んだ麺を食べてむせたり、鼻水が出ている方はいませんか?

 麺は私たちが思う以上に、かむ、飲みこむ力が低下した高齢の方にとっては、食べにくい食材といわれています。

 食べ物や飲み物で、むせやすくなっている場合、麺類は口の中でバラバラになり、ひとつの塊(食塊)としてうまくまとまらず、口の中や、のどに残りやすいものです。さらに、すすって食べることで、気道に食べ物が入りやすく、むせにつながりやすくなります。

 このレシピでは、麺を折って、舌でつぶせるくらい軟らかくゆで、ゼリーで固めることで、まとまりが良くなり、スプーンですくって食べることができます。

 今回は、常温で溶けにくい「アガー」を使用していますが、スーパーなどでは手に入らないこともあります。その際にはゼラチンを利用して作りましょう。ただし、ゼラチンは常温で溶ける性質があり、気温の高い部屋に長時間置いておくと、ゼリーの硬さが緩くなることがありますので、注意が必要です。

[作り方]

(1) そうめんは1/3~1/4の長さに折り、沸騰した湯で規定時間の倍の時間でゆでる。その後、鍋にふたをして、そのまま10~15分蒸らす。

(2) ミニトマトは湯むきし、タネを除いて1cm角に切る。キュウリは緑の皮の部分をむき、5mm幅の輪切りにして軟らかくゆでる。

(3) アガーは水(大さじ1)でよく溶かしておく。

(4) 鍋にめんつゆと水を入れて混ぜる。(3)をゆっくり注ぎ入れて、混ぜ合わせる。中火にかけ、1分ほど沸騰させる。

(5) そうめんを入れた器に(4)を注ぎ入れ、ミニトマト、キュウリを静かにのせる。

(6) 冷蔵庫に入れて2時間くらい冷やし固める。食べる時にお好みでおろしショウガをのせる。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう

※食べる方の機能に応じてトッピングは除きましょう

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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