山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
トマトととろろ昆布のさっぱりおすまし…日焼け止め食材を食べ、体の内からの紫外線対策
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
今月は、食べる日焼け止め食材による、体の内からの紫外線対策レシピをご紹介します。
夏のこの時期は、紫外線をたっぷり浴びてしまいます。目には見えないですが、活性酸素が発生し、肌の中は炎症を起こしてしまいます。炎症以外にも、表皮のごわつき、肌の内部では、シミの元になるメラニン色素が大量に生成されています。紫外線対策は、赤ちゃんから大人まで、万人が意識しておきたいですよね。
日焼け止めを塗る、紫外線をカットするものを身につけるなど、外側からのケアをするとともに、抗酸化力のある食べ物で、体の内側からのケアしていくことにも目を向けてみましょう。
今回の日焼け止め食材は「トマト」
先日のトマトカップのチーズ焼きでもご紹介しましたが、トマトに含まれるリコピンは、肌の炎症を抑え、活性酸素を除去し、シミの原因となるメラニン生成を抑えてくれるといわれています。生で食べるよりも加熱することで、体内への吸収も良くなります。今回のように仕上げにオイルを加えて、油と一緒に取ることで、より効果的になります。
夏バテ予防には「朝のみそ汁」がおすすめと考えられていますが、夏場は、みそ汁の食べぶりが悪くなるお子さんも多いですよね。我が子もそうです……。今回のおすましは、トマトの酸味でさっぱりとした口当たりなので、暑い夏にぴったりな汁物です。小さなお子さんにも食べやすいメニューです。
朝ご飯に食べて、紫外線対策してみませんか。
[作り方]
(1) トマトは食べやすい大きさにざく切りにする。豆腐は角切りにする。
(2) 鍋に水を沸かし、(1)、とろろ昆布を加え、トマトが少々崩れるくらいまで煮る。
(3) (A)の調味料で味付けし、火を止め、一呼吸おいてから亜麻仁油を加えて出来上がり。
※(A)の調味料(塩としょうゆ 麹 )をみそに替えればトマトのみそ汁に! 塩をオイスターソース、亜麻仁油をゴマ油に替えれば中華風スープに! アレンジ自在の汁物です。
※亜麻仁油を使う場合は、油の成分が変質するため必ず火を止めてから加えましょう。お椀などに盛り付けてから油をかけてもOKです。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
【関連記事】
※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。
※個人情報は書き込まないでください。