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医療ルネサンス

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[コロナの現場]あの時、私は 第1部<1>勤務中に高熱 「まさか」

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 1年を超える長期戦となった新型コロナウイルスとの闘い。感染拡大の波は繰り返し医療現場を襲い、その度に深い爪痕を残した。コロナ下の様々な場面で、渦中にいた関係者の証言から振り返る、あの時、何があったのか――。

          ◇

[コロナの現場]あの時、私は 第1部<1>勤務中に高熱 「まさか」

入院中のAさん。病院で息苦しくなって倒れ、酸素マスクを着けていた(本人提供)

 勤務中、体が妙に熱くなった。タクシー運転手のAさん(48)は仕事を早めに切り上げ、東京都内の自宅に戻った。2020年4月3日。検温すると、38度5分あった。

 「まさか、コロナ?」

 1週間前の出来事が頭に浮かんだ。週末の深夜、上野で中高年の酔客を乗せた。ひどくせき込んでいた。

 「寒いから、暖房を強くしてくれ」

 多摩地区まで走る車中で1時間ほど、お互いマスクをしていなかった。

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