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医療・健康・介護のコラム

[女優 小松みゆきさん](上)50歳での授乳に思う…大変なことをしてしまった! 不妊治療に7年で1000万円以上

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 大学生の時に水着グラビアでデビュー。写真集でも人気を集め、セクシー系の映画などにも出ていましたが、演技力が認められ、フジテレビのドラマ「大奥」にはレギュラーで出演。テレビや映画、舞台で活動してきました。38歳で一般の男性と結婚。不妊治療の末に今年2月、49歳で長女を出産しましたが、7年で1000万円以上を投じたと言います。6月には50歳を迎え、新米おかあさんとして授乳や育児に忙しい日々。超高齢出産の思いを聞きました。(聞き手・渡辺勝敏、写真・中山博敬)

出産は自然分娩を試みたが、24時間で帝王切開

[女優 小松みゆきさん](上)50歳での授乳に思う…大変なことをしてしまった! 不妊治療に7年で1000万円以上

  ――赤ちゃんが生まれて3か月半、昨日(6月5日)が小松さんの50歳のお誕生日。3人で迎えたわけですね。おめでとうございます。

 ありがとうございます。昨日は赤ちゃんの予防接種に行ってきました。両手両足に注射ですから大泣きですよ。夜は、(シンガポールの)マーライオンみたいにミルクを吐いてしまうし、熱はないか、下痢はしてないかって、夫婦2人で副反応に気をつけていたんです。日が変わる5分前に「そう言えば、お誕生日おめでとう」って主人に言われて。誕生日どころじゃありませんでしたね。

 ただ、友達からは「おめでとう」のラインがたくさん入っていました。変なお話なんですけど、「50になったよ。乳飲み子いるけど」って自分が打った文字を見て、「あっ」と衝撃を受けました。不妊治療、妊娠、出産と前に向かって進んでいたので、立ち止まって考えることはなくて、改めて超高齢出産の現実を自覚して、大変なことしたなぁって思いました。

――出産は大変でしたか。

 自然 分娩(ぶんべん) は無理かなと思っていたんですが、病院がまず目指しましょうということだったので、ギリギリまで頑張ってみることにしました。私の母親にも「そんな無理なことしない方がいいんじゃない」って言われました。それでも体が疲労しないことが第一なので、無痛分娩にしていました。破水から始まって、24時間は頑張るけど、それを超えると赤ちゃんにも負担になると思って、24時間過ぎたころに帝王切開してもらいました。

赤ちゃんは朝青龍系!?

――苦労して出産に至っただけに、赤ちゃんを初めて見て感動しましたか。

 胸の辺りがカーテンで仕切られていたので、目の前に置いてくれたんですが、老眼で顔がよく見えなくて、ちょっと離してもらいました(笑)。もうちょっとかわいく出てくるのかなと思ったら、超音波検査で見た通りの顔。うちの娘は3357グラム、ムチムチしていたので朝青龍系。やせているとガッツ石松系なんて言い方をするみたいですね。38歳で結婚した時から名前の候補があって、不思議と女の子の名前しか考えていませんでした。偶然ですね。もちろんかわいいですよ。

――育児の方はいかがでしょうか。

 仕事もしたいし、夫にも預けられるように初めから母乳とミルクの混合で育てることにしました。母乳だけじゃ足りないのでどうしてもミルクも必要という理由もありますが。母乳だと飲んでいる量がわからないので、寝かせる前は必ずミルクにしていて、満腹になると、3、4時間は眠ってくれます。私は夜、1回起きればいいので今のところは大丈夫ですよ。昼間もミルク1回を主人に任せれば、6、7時間は一人で外にも出られます。今日もそうやって出てきました。

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