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#コロナ療養に備える(上)ホテルで10日間 経験者が語る「欠かせないもの」とは?

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 新型コロナウイルスのワクチン接種が進むが、収束はまだ見通せない。感染に備え、療養生活について考えておきたい。

#コロナ療養に備える(上)ホテル生活スマホ重宝

今村さんが滞在した部屋(今村さんのフェイスブックより)

 福岡市職員の今村寛さん(52)は4月下旬に発熱し、PCR検査で陽性と判明。福岡県が宿泊療養施設に指定するホテルに10日間滞在する間、「療養の実態を知ってもらうことで、コロナへの理解が深まれば」と自身のフェイスブックで情報を発信してきた。「スマートフォンと充電器は欠かせないと感じました」と当時を振り返る。

 施設に持って行くものは、県のホームページ(HP)に掲載されている「しおり」を見て準備した。タオルやシャンプーなどは持参。食事は1日3回、弁当が出された。体温計と血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターを渡され、1日2回測定した。

 意外だったのは、外からの差し入れや、ネット購入したものの配達が認められていたことだったという(配食サービスは不可)。今村さんは、下着やインスタント食品などを知人に届けてもらった。室内では無線LAN「 Wi―Fiワイファイ 」が利用でき、「メールなど外とのやりとりで励まされた。自室からほぼ出られないので、本やゲームなどもあるといいのでは」と語る。

 宿泊療養中の差し入れは、宮崎県や鹿児島県などでも受け入れている。ネット購入品の配達は、山口県と長崎県が認めている。いずれの県でも、宿泊費や食費の自己負担はない。

 今村さんは妻に持病があり、会食自粛や消毒の徹底に努めてきたという。「どんなに気をつけていても、感染することはある。予防が第一だが、療養について事前に知って備えてもらえたら」と話す。

■宿泊療養施設に入る前に準備しておくもの

 衣類/履物(スリッパなど)/携帯電話と充電ケーブル/洗面用品(歯ブラシ、歯磨き粉など)/入浴用品(シャンプー、ボディーソープ、タオルなど)/コップ(割れにくく耐熱性のもの)/保険証/ゼリー飲料や栄養補助食品、インスタント食品など/<必要な人のみ>薬、爪切り、ハンドクリーム、カミソリ、ひげそり、生理用品、洗濯用洗剤(手洗い用)、ハンガー

■施設に用意してあるもの

 ヘアドライヤー/清掃道具(カーペットクリーナーやトイレ用ブラシなど)/冷蔵庫/湯沸かしポット/テレビ

(福岡県の「宿泊療養施設利用のしおり」より。大分県を除く九州・山口各県も、宿泊療養中に必要なものなどをHPで紹介している)

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