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常喜眞理「女のココロとカラダ講座」

医療・健康・介護のコラム

花粉やほこり、ダニのアレルギーとコロナワクチン…アナフィラキシーの経験なければ接種に問題なし

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 30歳代後半のKさんは、以前から抱えているアレルギー性鼻炎の症状について相談をしに来院された。複数の花粉にアレルギーがあり、一年中時々症状が出るので、その時だけ抗アレルギー薬を飲んでいる。薬の内容や内服方法について相談しながら話しているうち、新型コロナワクチンの話題となった。

食物アレルギーでも大丈夫

花粉やほこり、ダニのアレルギーとコロナワクチン…アナフィラキシーの経験なければ接種に問題なし

 Kさんはワクチンを接種したいと思っているが、アレルギー疾患があるので不安だという。コロナワクチンの副反応については不安に思う人も多い。花粉やほこり・ダニなどによるアレルギーの方は多いが、接種に差し支えることはない。

 食物アレルギーも通常は接種して問題ない。しかし今までにどんな原因でもアナフィラキシーショックとなったことがある方は注意が必要だ。そういう方は予約する前に、かかりつけ医とよく相談してほしい。

化粧品に原因物質

 コロナワクチンの重大なアレルギーの原因にポリエチレングリコールという物質が挙げられている。ポリエチレングリコールはポリソベートという物質と似ている。ポリソベートはインフルエンザワクチンなどなじみのワクチンにも含まれているもので、乳化剤としてパンやチョコレート、市販のカレールーなどたくさんの食品に使われている。一方ポリエチレングリコールは化粧品にも多く含まれることから、女性の方が男性よりアナフラキシーショックが多い事実との関連が考えられている。

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常喜 眞理(じょうき・まり)

 家庭医、医学博士
 1963年生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医・指導医、内科学会認定医、日本医師会認定産業医。院長を務める常喜医院(内科、皮膚科)での診療のほか、慈恵医大新橋健診センターでは診療医長として健康診断(人間ドック)の内科診察を行い、婦人科や乳腺外科の診断を担当する。様々な大手企業の産業医でもあり、職場におけるメンタルヘルスのサポートを長年行っている。著書に『オトナ女子 あばれるカラダとのつきあい方』(すばる舎)、『お医者さんがやっている「加齢ゲーム」で若返る!』(さくら舎)。現在、BS-TBS「Together」に準レギュラー出演中。

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