松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
キムチとたくあんの混ぜご飯…その秘密はキムたくの相性
小学校栄養士の松丸奨です。今日は、何度もリピートしたくなるおいしいレシピ「キムチとたくあんの混ぜご飯」のご紹介です。
簡単にできるおいしい混ぜご飯として大人気のレシピ。その秘密はキムチとたくあんの相性です。塩分と甘みなどの味わいが、それぞれ微妙に違い、味に奥行きを出してくれます。そしてお米の甘さが加わることで、絶妙なバランスとなり、“思わずお代りしたくなる味”になります。給食では、キムチをよく絞って辛みを減らして提供しています。辛いのが苦手な人は参考にしてみてください。
キムチは、市販されているものによって味の濃さが違うので、まずは調味料なしで作ってみるとよいですね。
そんなキムチには、生きたまま腸まで届きやすい植物性乳酸菌が含まれており、腸内環境の改善に役立ちます。乳酸菌と食物繊維の組み合わせで、便秘改善にも効果が期待できます。おつまみとして食べると、しょっぱくて辛いキムチも、ご飯と合わせることで“程よいピリ辛”に調整することができます。
食欲のない時でも食べたくなるおいしいご飯です。ぜひ作ってみてくださいね。
[作り方]
(1) キムチをみじん切りにする(辛いのが苦手な場合は、キムチの汁気を絞っておく)。たくあんもみじん切りにする。ハムは小さめの短冊切りにしておく。
(2) フライパンを強火で加熱、ゴマ油を入れて(1)とご飯を同時に入れる。ヘラを使い1分ほどしっかりといため混ぜ合わせる。ここで味見をして、味がちょうどよければ完成、もし薄ければ、しょうゆと酒を入れてさらに1分いためる。
(3) お皿に盛り付けて、仕上げに小口切りにした万能ネギをかけて完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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