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医療ルネサンス

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詠んで生きるフレイル<3>俳句カルタ 対話の契機に

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詠んで生きるフレイル<3>俳句カルタ 対話の契機に

鳥羽さんが高齢者の診療をする際に活用していた俳句カルタ。読み札と絵札の2枚1組

 <大根干す壁に投げたる まり のあと>

 俳句と組になる絵札には、ずらりと干された大根の絵。背景の白い壁には点々と子らが投げた毬の跡が残る。昔の農村の風景だ。

 この俳句カルタを作ったのは、東京都健康長寿医療センター(板橋区)理事長の鳥羽研二さんの両親。2人とも、山口 青邨せいそん の結社「夏草」所属の俳人だった。老年医学が専門の鳥羽さんは、認知症などの診療に使うため、何組も複製した。

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