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変わる甲状腺がん治療<3>放射性ヨウ素飲んで消滅

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 甲状腺がんがリンパ節などに転移すると、手術で取り切れないことがある。その場合は、放射性ヨウ素のカプセルを飲み、残ったがん細胞を体内から放射線で消滅させる「アイソトープ(核医学)治療」がある。

変わる甲状腺がん治療<3>放射性ヨウ素飲んで消滅

治療を受けた当時の手帳を読み返し、「生かされたことに感謝する」と語る女性

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服用4日目の女性の検査画像。放射性ヨウ素を取り込んだ上あごの奥のがんや、薬が残っている腸が黒く写っている(絹谷さん提供、点線は加工)

 金沢市に住む保育士の女性(42)は2010年、金沢大病院(金沢市)で、甲状腺をすべて摘出した。しかし、上あごの奥に転移したがんは切除が難しかった。放置すれば、再発のリスクは高い。同病院の外科医から勧められたのが、アイソトープ治療だった。

 この治療は、甲状腺がホルモンの材料として、海藻類などに含まれるヨウ素を吸収する性質を利用する。甲状腺を全摘出しても体内に甲状腺のがん細胞が残っている場合、放射性ヨウ素を飲むと取り込まれる。いわば体内から放射線でピンポイント攻撃する形だ。

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