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教えて!ヨミドック

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赤ちゃんの夜泣きが止まらない…どうしたら? 10~15分離れてみる

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赤ちゃんの夜泣き 止まらない…10~15分 離れてみる
赤ちゃんの夜泣き 止まらない…10~15分 離れてみる

 赤ちゃんが夜中に何度も泣くの。

  ヨミドック  生まれたばかりの赤ちゃんは、短時間で睡眠と覚醒を繰り返します。大人と同じように、朝起きて夜寝るリズムに移行していく過程で、睡眠と覚醒の切り替えがうまくできないことが原因の一つです。空腹や不快など、ほかにも様々な理由が考えられます。

   激しく泣く時もあって、心配で……。

   ぐったりしている、何度も吐く、ミルクや母乳を飲まないなど、「普段と違う」と感じる時は、急いで医療機関を受診してください。おなかの病気などが隠れている場合もあります。でも、水分摂取ができていて、大声で元気に泣いているなら基本的に心配はないですよ。

   なだめるには?

   授乳やおむつ交換、室温調整などをして、考えられる原因を取り除きましょう。

 米国小児科学会の市民向けサイトでは、〈1〉抱っこをして歩く〈2〉ゆっくりと揺らす〈3〉母親の胎内を思い出させるような、ザーッという音(ホワイトノイズ)を流す――といった方法が紹介されています。

 泣きやまない時は、10~15分、赤ちゃんから離れることも勧めています。

赤ちゃんの夜泣き 止まらない…10~15分 離れてみる

 離れちゃっていいの?

   構いません。ただし窒息事故を防ぐために、あおむけに寝かせ、周りにモノを置かないようにしてください。

 赤ちゃんが長時間激しく泣くと、産後うつのリスクが上がるという研究が海外に複数あります。一息つくことは、泣くのをやめさせようと赤ちゃんを強く揺さぶって脳を傷つけてしまう事故の予防にもつながります。

   大人がイライラや不安をためないことが大切だね。

   「母親は、夜泣きに合わせて細切れ睡眠でも大丈夫」と言われることもありますが、初産婦25人を対象にした2009~10年の米国の調査で、母親の睡眠の質が低いと産後うつのリスクが高くなることが分かりました。パートナーや周りの人、自治体の家事・育児支援などの助けを借りて、できるだけまとまった休息を取りましょう。

 夜間は間接照明に切り替える、朝一番に太陽光を浴びるなど、家族が生活リズムを整える工夫も取り入れましょう。

 (影本菜穂子/取材協力=坂本昌彦・佐久医療センター小児科医長、伊田瞳・プラーナクリニック医師)

 ヨミドックは読売新聞の医療サイト・ヨミドクターのお医者さんキャラクターです。

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