文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療大全

医療大全

アスリートを支える<6>「高気圧酸素」で早期回復

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック
アスリートを支える<6>「高気圧酸素」で早期回復

引退試合となった決勝で、突破を図る福岡さん(23日)

 ボールを受けると、俊足を飛ばし、トライを決めた。23日、ラグビー・トップリーグの決勝で、パナソニックの福岡 堅樹けんき さん(28)は群を抜くスピードでチームの優勝に貢献した。

 日本中が熱狂した2019年ワールドカップ(W杯)で活躍した。同年9月のアイルランド戦で逆転トライを奪うなど、日本を初の8強へ導く立役者となった。

 実は、W杯開幕前の強化試合で右ふくらはぎの肉離れを起こし、22日後のアイルランド戦には間に合わないと考えられていた。

 エースの早期復帰を後押ししたのは、高気圧酸素治療だ。2~2・8気圧に高めた酸素を1回60~90分吸って体に行き渡らせることで、けがをした組織の早期修復が期待される。気圧が通常の1から2に上昇すると、体に入る空気の量は2倍になる。酸素は空気中に21%含まれているが、約5倍の100%純酸素を吸うので、2気圧の酸素治療では、通常の約10倍となる酸素が血液に溶け込むことになる。

この記事は読者会員限定です。

読売新聞の購読者は、読者会員登録(無料)をしていただくと閲覧できます。
読売新聞販売店から届いた招待状をご用意ください。

一般会員向け有料サービスは2020年1月31日をもって終了いたしました。このため、一般会員向け有料登録の受け付けを停止しております。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療大全の一覧を見る

最新記事