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子どもの健康を考える「子なび」

医療・健康・介護のコラム

口の中の健康(1)子どものかみ合わせや歯並びのトラブル 放置すれば永久歯にも影響

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 歯は食事を通じて子どもの健やかな成長に大きく関わります。乳児期から口の中を健康に保つポイントを、大阪大の仲野和彦教授に聞きます。(聞き手・村上和史)

口の中の健康(1)歯のトラブル 放置しないで

 一般的に乳歯は生後6か月頃から生え始め、3歳頃に全てそろうと、6歳頃には乳歯が抜け始め、15歳頃までに親知らずを除いて永久歯に生え替わります。口の中の状態は、〈1〉歯がない〈2〉全てが乳歯〈3〉乳歯と永久歯が混在〈4〉全てが永久歯――というふうにダイナミックに変化します。ですから治療でも、複数の歯に問題があれば永久歯を優先するなど、成長の段階によって、どこに力点を置くか慎重に判断しなければいけません。

 特に歯が生え替わる時期には、むし歯のほか、かみ合わせや歯並びなどのトラブルが起きることもあります。放置すれば永久歯がうまく生えなかったり、曲がったりしかねません。問題を早期発見し、最適な時期に正しい治療を受けるには、小児歯科医をよきパートナーとし、歯の成長が終わるまで定期的にフォローしてもらう必要があります。

 日本小児歯科学会には約1100人の専門医が登録されています。学会のホームページで地域ごとに紹介されているので、近くの専門医を調べられます。

 最近は新型コロナウイルスの感染を恐れ、お子さんの受診を控える保護者もいます。しかし、歯科医は患者の 飛沫ひまつ を吸い取る機器を使うなど、口の中にいる細菌の感染制御には以前から十分に配慮してきました。現在は消毒を徹底するほか、白衣の上に使い捨ての防護衣を着るなど、より一層力を入れているので、安心してください。

仲野和彦 日本小児歯科学会専門医指導医

【略歴】
 仲野和彦(なかの・かずひこ) 日本小児歯科学会専門医指導医。大阪大卒。阪大准教授を経て2014年から現職。博士(歯学)。

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