医療大全
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アスリートを支える<1>髄液漏れ 自己血液注射
「うちでは手に負えない。もうスポーツはできなくなる」。3人制バスケットボールのプロチーム「HIUゼロケッツ」でプレーする佐藤マクファーレン優樹さん(28)は、4年前に大けがをした時に医師が発した言葉を今でも覚えている。
2017年5月末、東京都内の体育館で行われた練習試合。シュートした際、相手選手と空中で接触し、コートにたたきつけられた。救急搬送された病院で検査したところ、腰の骨が4か所折れていた。
5人制のBリーグが誕生した直後で、佐藤さんはBリーグ3部の「東京サンレーヴス」に所属していた。「バスケに人生をささげてきて、Bリーグが始まり、ここからが楽しみというところだったのに」と、大きなショックを受けた。
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