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医療ルネサンス

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[心臓弁膜症のいま]<2>肋骨の間からカテーテル

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 体力的に開胸手術が難しい高齢の患者の場合、カテーテル治療が選択肢になるが、血管が狭くなっていたり、もろくなっていたりすると、さらに工夫が必要になる。

[心臓弁膜症のいま]<2>肋骨の間からカテーテル

 東京都世田谷区の神谷和恵さん(93)は2018年11月に心筋 梗塞こうそく の治療を受けた際、心臓弁膜症が見つかった。

 入院していた東邦大学医療センター大橋病院(東京都目黒区)の循環器内科准教授、原英彦さんに「大動脈弁 狭窄きょうさく 症という病気です。左心室の出口にある『大動脈弁』が硬くなって開かなくなり、全身に血液を送り出しにくくなっています」と説明された。

 完治を目指すには、機能しなくなった弁を「人工弁」に取り換えるしかない。

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