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「コカ・コーラ」のペットボトル、100%再利用素材に
日本コカ・コーラは、炭酸飲料「コカ・コーラ」の容器を5月末以降、再利用素材を100%使ったペットボトルに切り替える。
使用済みペットボトルから再生した素材を100%使った容器は従来、炭酸飲料に使うと耐久性への懸念があったが、強度に問題ないことを確認し、導入を決めた。
同社の飲料で再利用した容器を使う割合は、2020年の約28%から22年は50%まで高まる見通し。石油に由来した新たなプラスチックの利用量を年間約3万トン減らすことができると試算する。
また、ペットボトルにラベルを付けない「ラベルレス」商品も、31日から一部地域で試験的に発売する。コカ・コーラや緑茶「綾鷹」などで、紙カートンを使った4本セットで販売する。容器包装に使うプラスチックの削減につなげる。
同社は「自社最大のブランドでプラスチックごみ削減に取り組むことで、真剣さを示したい」としている。
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