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北海道知事「大変申し訳ない…宣言ではない形になるのかなと」

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 新型コロナウイルスの感染対策で急転直下、北海道全土への緊急事態宣言発令が決まった14日、札幌市限定の宣言を政府に求めていた鈴木知事は「大変申し訳ない。状況を改善できるよう取り組みたい」と述べ、16~31日、石狩地方全域、小樽市、旭川市で酒類を提供する飲食店などに休業を要請する新たな方針を示した。一方、ほかの地域の市町村も朝から、発令への対応を急ピッチで進めた。

北海道知事「大変申し訳ない…宣言ではない形になるのかなと」

緊急事態宣言の発令が決まり、今後の方針を語る鈴木知事(14日午後6時16分、道庁で)=長谷裕太撮影

 鈴木知事は、感染が拡大している札幌市を含む石狩地方全域、小樽市、旭川市では「重点対策」として、酒類やカラオケを提供する飲食店などへの休業要請のほか、それ以外の飲食店などにも午後8時までの時短要請を行う。百貨店などの大規模集客施設にも午後8時までの時短を求める。日中の施設の休業要請も検討する。

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 それ以外の市町村でも飲食店などに対して営業時間を午後8時まで、酒類提供を午後7時までに短縮するように求める。全道での外出自粛要請も出す。国の基本的対処方針を踏まえ、15日の対策本部会議で決定する。

 知事は「緊急事態宣言の発令という状況になり、大変申し訳ない。(期限の)5月31日で状況をしっかり改善できるよう取り組んでいきたい」と語った。

 北海道が対象に加えられることは、14日午前9時過ぎに西村経済再生相から伝えられた。知事は13日夜にも札幌市に限定した緊急事態宣言を求めるために連絡を取っており、「『対応は検討する』という話だったが、緊急事態宣言ではない形になるのかなと思っていた」と話した。

 これまで緊急事態宣言は都道府県単位で発令するとされていた。ただ、西村経済再生相は14日の衆参両院の議院運営委員会で「北海道は広い。必要なところに必要な対策をしっかり打ち、感染拡大を抑えていくために、道と連携して対応していきたい」と述べ、地域ごとに対策に差をつけることも認める考えを示した。

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