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時短違反店「営業やめるつもりない」強気の姿勢…従う店から「過料少なすぎる」と恨み節

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 宮城県が、新型コロナ対策のまん延防止等重点措置の期間中に営業時間の短縮命令に従わなかった店舗に20万円以下の過料を科す手続きを行ったことについて、対象店舗は「営業をやめるつもりはない」と強気の姿勢を崩さない。時短要請に従っている店舗からは処分の甘さを指摘する声も出ている。

時短違反店「営業やめるつもりない」強気の姿勢…従う店から「過料少なすぎる」と恨み節

酔客や客引きが目立つ仙台市青葉区の国分町(14日午後8時17分)

 仙台市青葉区中央のある居酒屋は、時短命令後も午後8時以降の営業を続け、過料の対象となった。店の男性エリアマネジャー(23)は「時短ではやっていけない」と不満を隠さない。店の家賃は月約250万円で補助金だけでは不足し、従業員の給料を約10万円カットしたという。「店を開ければ客は来る。営業はやめない」

 同様に過料の対象となるキャバクラ店の責任者の30歳代男性も「(時短に応じて)スタッフがいなくなってしまえば、感染が終息しても店が立ちゆかない」と弁解する。

 一方、時短営業を続ける店舗からは恨み節が聞こえる。焼き鳥居酒屋の店主(80)は「過料の額が少なすぎる。客のマナーも問われていると思う」と話した。カフェを営む男性(38)は「過料を払う店は、名前が売れてむしろ『うまい』と思っているのでは」と 辛辣しんらつ だった。

 時短要請に従っているキャバクラ店「club SENKA」の店長(55)は「過料を受けるところは大通り沿いの大きな店ばかり。従業員の生活もあるのだろう。誰も命令に反して営業したいと思ってはいない」と語った。先行きの見えない不安を、店舗経営者は共通して抱えている。

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