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「こむら返り」で歩行難も

 夜中に足の親指、ふくらはぎで「こむら返り」が起きて困っています。ふくらはぎの時は、筋肉痛が2、3日続いて歩行困難になります。治療法と診療科を教えてください。(80歳女性)

糖尿、加齢・・・原因で対応違う

広川雅之 お茶の水血管外科クリニック院長(東京都千代田区)

 こむら返りは突然起こる、ふくらはぎの筋肉のけいれんで、強い痛みを伴います。足の指やすね、太ももでも起こり、「足のつり」ともいいます。高齢者に多く、繰り返すと痛みで睡眠障害になることがあります。

 筋肉のけいれんは電解質(ミネラル)の異常が原因と考えられています。ミネラルにはマグネシウム、カルシウム、ナトリウムなどがあります。運動をして汗をかいたり、体が冷えて血行が悪くなったり、疲労物質がたまったりすると、ミネラルバランスが崩れて神経の伝達に支障が生じ、筋肉がけいれんしてこむら返りを起こします。

 下肢静脈 りゅう 、脊柱管 狭窄きょうさく 症、糖尿病などが原因の場合もあります。下肢静脈瘤のこむら返りの特徴は、明け方に左右どちらかの足に多く起こります。立った状態で足の血管がこぶのようにふくれている場合は血管外科を受診しましょう。

 高齢者は腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアでも起こります。腰痛や足裏の違和感(砂利を踏んでいる、厚ぼったい、紙が張り付いている感じなど)がある時は整形外科です。

 加齢によるものも考えられます。適度に横になって休む、肥満の解消、適度な運動、入浴時の足のマッサージ、寝る前の足のストレッチなどをしてみましょう。弾性ストッキングの着用や漢方薬( 芍薬しゃくやく甘草湯かんぞうとう )も効果的です。内科医に相談されることをお勧めします。

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