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モデルナ製「届ける準備整った」、当面は大規模会場優先…武田薬品社長

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 武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は12日、読売新聞のインタビューに応じ、国内向けの輸入や流通を担う米モデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンについて、「承認され次第、すぐに(接種会場に)届ける準備は整っている」と述べた。

モデルナ製「届ける準備整った」、当面は大規模会場優先…武田薬品社長

武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長(武田薬品工業提供)

 モデルナ社製ワクチンは、近く政府の特例承認を受ける見通しだ。ウェバー氏は東京、大阪の大規模接種会場への流通を当面優先し、その後に全国の医療機関へ拡大する考えを示した。

 モデルナ社製を巡っては、9月までに5000万回分を政府に供給する契約が結ばれており、さらに5000万回分の追加供給に向けた協議も進んでいる。

 武田薬品は、米ノババックスが開発したワクチンについても山口県の工場で生産する計画で、年2・5億回分超の生産設備を準備している。このうち1・5億回分を国内向けに流通できるよう、政府がノババックスと交渉している。残る1億回分について、ウェバー氏は「日本の追加注文に優先して対応する。余剰分があれば、輸出も検討したい」と述べた。

 ウェバー氏は、途上国がワクチンの供給増を求めて特許権保護の一時停止を主張していることについて「課題は特許権ではなく、生産能力不足だ。安全性が担保されないワクチンが出回る可能性があり、大きなリスクだ」として、反対する姿勢を示した。

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