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治療機会8600人が逸失か…肺がん治療の新規患者、コロナ影響で6・6%減

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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、昨年1~10月に肺がん治療を受けた新規患者が、前年同期比で6・6%減少したとする調査結果を日本肺 がん 学会がまとめた。肺がんの年間患者数は約13万人とされており、約8600人が治療の機会を逸したと推計している。

 調査の対象は、全国のがん診療連携拠点病院など、肺がん治療を行う490医療機関。有効回答が得られた118医療機関について解析した。

 昨年1~10月に肺がんと診断されて、手術や抗がん剤などによる治療を受けた患者は1万8562人。前年同期は1万9878人で、6・6%減少した。新型コロナの患者を多く受け入れた医療機関で、肺がん治療を受ける新規患者が減少する傾向がみられた。

 減った要因について、同学会は、新型コロナの感染拡大で、がん検診を受けなかったり、医療機関への受診を控えたりする人が多かったためとみている。同学会の弦間昭彦理事長は「がん検診は、できる限り、定期的に受けるようにしてほしい」と呼びかけている。

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