田代由紀子のアスリートレシピ
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ヒジキと新タマネギのサラダ…3月から5月ころに取れるヒジキは、やや太めで軟らかい
今回は、ヒジキを使ったお料理です。
ヒジキと言えば、油揚げやニンジンと一緒に、甘く煮付けたヒジキの煮物が一般的なお料理ですが、甘い味付けが苦手な方、砂糖を控えている方におすすめのレシピのご紹介です。
ヒジキは、ビタミン、ミネラルを豊富に含む海藻です。骨の健康に必要なカルシウム、体内の余分な塩分を排出するカリウム、体内でビタミンAに変換して、皮膚や粘膜、目の健康を保つのに重要な働きをするβカロテン、骨や歯の形成、筋肉の収縮・ 弛緩 調整に必要なマグネシウムを含んでいます。また、食物繊維も多く含んでいるので腸内環境を整える効果も期待できます。
従来のヒジキは、鉄釜で製造されていたため、鉄が多く含まれていることは知られていましたが、現在はステンレス製のものが主流になったため、鉄の含有量は、さほど多くありません。ただ、現在も鉄釜で作られているものもあるので、購入の際にチェックしてみるのも良いかと思います。
あまり季節を感じることのないヒジキですが、3月から5月ころに取れるものは、やや太めで軟らかいのが特徴です。今回は、同じく春が旬の新タマネギと合わせてサラダにしました。ユズコショウの香りと辛味がアクセントになり、ヒジキ特有の香りも気にならず食べやすくなります。
[作り方]
(1) ヒジキを水戻しして、熱湯でさっとゆでて、ザルに上げる。
(2) 新タマネギは、薄くスライスする。
(3) エダマメはゆでて、さやから出す。
(4) ボウルに(A)を入れてよく混ぜ、(1)、(2)、(3)を加えてあえる。
※新タマネギがないときは、普通のタマネギをスライスして水にさらすとよい
(レシピ作成 アスリートフードマイスター 田代由紀子)
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