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「神戸まで買い物行くかも」本音漏らす女性も…ホール支配人「振り回された」

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 緊急事態宣言の延長決定を受け、市民や各業界からは様々な声が上がった。

 7日夕、大阪・梅田の繁華街。大阪の各百貨店は延長後も引き続き生活必需品売り場だけでの営業となることに、阪急百貨店梅田本店に食料品を買いに来ていた大阪市旭区の主婦(47)は「夏服も買いたいが、知事が休業を続けるべきというなら、我慢します」と納得した様子だった。

 一方、兵庫や京都の百貨店は平日は時短営業できるようになる。大阪市北区の会社員女性(34)は「神戸まで買い物に行くかも」と本音を漏らした。

 劇場に観客を入れるかどうかも、自治体の判断が分かれている。大阪府は劇場について無観客の要請を継続するが、京都府と兵庫県は、定員を絞った上で観客を入れることを認める。

 吉本興業は12日以降、大阪、京都、東京にある計10劇場で、客席稼働率を緊急事態宣言発令前の8割に戻す予定だったが、宣言延長を受けて再検討を始めた。12日以降に複数の公演を予定していたフェスティバルホール(大阪市)では、無観客開催の要請が継続されることになり、磯部吉孝支配人は「政府や自治体の急な対応に振り回され続けている」と語気を強めた。

 引き続き酒類の提供ができない飲食店などからは、宣言延長に悲鳴が上がる。

 大阪市大正区の焼き肉店「SUNナスビ」では、売り上げが宣言前の5割に激減。経営する男性(41)は「1年以上コロナに悩まされ、ストレスがたまるばかりだ」と憤った。

 神戸市兵庫区で酒販業を営む三橋敏弘さん(67)は納品先は飲食店が中心で、3回目の宣言以降、取引が相次いでストップ。売り上げは一昨年の同時期と比べて10分の1以下に落ち込み、「いつまで我慢を続ければ……」と肩を落とした。

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