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関節リウマチとお金<6>早期治療で長期的負担減

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◇Q&A

◇東京女子医大准教授 田中栄一さん

関節リウマチとお金<6>早期治療で長期的負担減

1994年、滋賀医大卒。米スタンフォード大留学、東京女子医大医局長などを経て現職。専門は関節リウマチの医療経済的検討など。日本リウマチ友の会理事。自身も関節リウマチの患者

 関節リウマチとお金の問題について、東京女子医大准教授の田中栄一さんに聞いた。

 ――関節リウマチの患者はなぜ経済的な問題を抱えているのですか。

 「完治することはなく、継続的な通院や治療が必要な病気のため、医療費の負担が大きいのです。特に2003年に登場した生物学的製剤(生物製剤)は治療効果が大きい反面、高額です。患者の自己負担は毎月、3割負担で3万~4万円ほどです。東京女子医大病院では、患者の約3割が使っていますが、使えば効果が期待されるのに、経済的な理由で断念する人もいます」

 ――生物製剤はどんな薬ですか。

 「病気を引き起こす物質だけを標的に、その活動を抑える薬です。注射か点滴があります。遺伝子組み換え技術を使うなど製造法が複雑で、開発に 莫大ばくだい な費用がかかります。最初に処方される抗リウマチ薬の効果が不十分な場合に使われることが多いです」

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