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漫画家  蛭子能収さん

一病息災

[漫画家 蛭子能収さん]認知症(4)半世紀のギャンブル「1億円くらい負け」…蓄えない分、長く働く

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[漫画家 蛭子能収さん]認知症(4)働きながら長く生きる

 医師からは、なるべく仕事を続けるよう勧められている。テレビ番組の撮影は、頭がしゃきっとする昼ごろから夕方までに入れてもらう。コロナ禍でタレントの仕事は減っているが、「認知症になっても、まだまだやれるぞってところを見せたい」。

 週刊誌で連載中の4コマ漫画は、これまで通り編集者やマネジャーとアイデアを出し合って制作している。レビー小体病は、空間認識能力の低下を招く恐れがある病気だが、今のところ漫画を描くのに支障はない。

 半世紀にわたるギャンブル遍歴で「1億円くらい」負けている。蓄えがない分、少しでも長く、たくさん働かなくては……。

 実は酒もたばこも無縁の人生。若い頃から野菜をとるよう心がけてきた。漁師の家に生まれ、幼少期からたくさん食べた反動で魚料理は苦手だが、妻が「認知症にいい」と言って出してくれるので、ありがたくいただいている。

 規則正しい生活をして、晴れた日には30分程度の散歩に出かける。認知症の進行を遅らせる治療薬も飲んでいる。健康診断を受ければ、基準値からはみ出す項目はゼロ。認知症だが、健康だ。

 これからの目標は、一日でも長く生きること。「生きてた方が、死んでるよりいろいろ面白いと思うんだよね」

(文・飯田祐子、写真・田中秀敏)

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