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#「肺活」で健康に(中)「口呼吸」を解消するには呼吸筋や舌を鍛える

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#「肺活」で健康に(中)呼吸筋や舌を鍛える

吹き戻し

 口で呼吸する癖がつくと、病気になるリスクが高まる。鼻呼吸を習慣にする方法を、福岡市博多区の「みらいクリニック」院長の今井一彰さん(50)に教えてもらった。

 「まず、呼吸筋を鍛えましょう」と今井さん。呼吸筋とは、横隔膜や 肋骨ろっこつ 、おなかまわりの筋肉で、息をしっかり吸いこんだり吐き出したりするときに使われる。

 

 呼吸筋を強化する方法を教わった。息を大きく吸ってから口をぎゅっとすぼめ、ゆっくりとできるだけ長く、少し強めに吐き出す。簡単なので、起床時や就寝前、トイレ、入浴中など好きなタイミングで行うといい。

 「吹き戻し」を使うのもお薦めだ。息を吹き込んで紙筒を伸ばしたり巻き戻したりする昔ながらの玩具。形状記憶コイルを内蔵して、吹くときの負荷を高めた商品も市販されている。

 もう一つ、鼻呼吸に効果的なのが、舌の筋力アップ。舌は上あごについていると口が自然に閉じて鼻呼吸がしやすいが、舌の筋力が衰えると、下側にだらりとたれて口が開き、口呼吸になってしまう。

 今井さんは15年ほど前、舌の筋肉を鍛える「あいうべ体操」を考案した。口を思い切り動かしながら「あ」「い」「う」「べ」と声に出して言うだけで、最後の「べ」は舌を下あごに向けて伸ばしながら発音する。舌の付け根が少し痛いくらいまで伸ばすのがコツ。1日30セットが目安となる。

 今井さんは「足腰と同じように肺も年齢とともに衰えるし、心がけ次第で元気にすることもできます」と話す。

読売新聞オンラインに動画

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