町田忍の昭和回想
回想サロン
楽しみは 家族ドライブ てんとう虫
昭和は遠くなりにけり--。銭湯や手描き看板をカメラにおさめ、お菓子のパッケージを収集するなど、庶民の暮らしを見つめてきた町田忍さんが、懐かしいあれこれをイラストにして回想します。みなさんも古いアルバムや本、新聞を引っ張り出し、町田さんのイラストと合わせて、昔を振り返ってみてはいかがでしょうか。 |
スバル360
昭和33年に登場して大ヒットし、長く「てんとう虫」の愛称で親しまれた名車。先輩の「カブトムシ」(フォルクスワーゲン)によく似たかわいらしいデザインで、町を走っているのを見るたび、のどかで優しい気持ちになった。
国内初の本格的な軽乗用車として、4人乗り、時速80キロと小型車並みの性能を実現させ、庶民には高嶺の花だった乗用車を身近な存在にした。今も熱心なファンがいて修理を重ねて乗っている。写真は群馬県内の修理工場で見た一台。
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