山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
シャキシャキ シーザーサラダ風…食感を楽しむ小さなおかず
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
今月は食感を楽しむ小さなおかずをご紹介します。
今回は、生のレタスとキュウリを繊維に沿って切り、お湯にさらすことでさらにシャキシャキ感を楽しめるサラダです。
乳歯の奥歯が生えてくると、さまざまな食感を楽しめるようになってきます。また、奥歯を使ってかみたくなってくるので、シャキシャキ・カリカリ・パリパリ・ポリポリ・サクサクなど、いろんな食感、音を楽しめるメニューも、いつもの食事にプラスしてみましょう。いつまでも軟らかい食事ばかりだと、食べる意欲も落ちてきますよ。
野菜は繊維に沿って切るか、繊維を断つように切るかで食感が大きく異なります。シャキシャキ感を出すのであれば「繊維に沿う」切り方をしてみましょう。逆に奥歯が生える前は繊維に沿った切り方だと、歯茎や舌を使ってつぶして食べることができず、かめずにお口から出てきてしまうこともあります。
50度のお湯につけることで、短時間で水分を吸収して、さらにシャキシャキ感を出すことができます。
調味料であえてから時間が経ってしまうと、水気が抜けて食感が変わるため、食べる直前にあえる、もしくは、調味料であえずに、混ぜ合わせた調味料を少量かけるだけで食卓に出すと、食感を楽しみながらの食事ができますよ。
[作り方]
(1) レタスとキュウリは繊維に沿って細切りにし、50度のお湯に2分ほどつけ、水気を切る。
(2) ミニトマトは4等分に切る。
(3) ボウルに(A)の調味料を混ぜ合わせる。
(4) (3)に(1)、(2)を入れ、あえればできあがり!
※給湯器で50度設定が難しい場合は、沸騰した湯と常温水を1:1で混ぜると、だいたい50度くらいのお湯になります。50度は、触れるけど、触りっぱなしは熱い! という感覚です。
※無調整豆乳にレモン汁や酢を加えると凝固する性質を利用して、ドレッシングにとろみをつけています。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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