山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
カリカリ大豆とサツマイモのゴマおかかあえ…食感を楽しむ小さなおかず
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
今月は食感を楽しむ小さなおかずをご紹介します。
今回は、片栗粉を付けて揚げた大豆と素揚げしたサツマイモの食感が楽しめるおかずです。
ゴマとおかかであえ物としていますが、もちろんそのままでもOK。塩やカレー粉などをまぶすだけでもおいしくいただけますよ。
手全体を使って食べていた食べ方も、少しずつ指先を使って食べるようになってきます。このメニューは指先を使う練習にもおすすめです。自分で食べ物をつかみ、硬さや温度を感じ、どれくらいの力でつかむ、つまめばよいのか、口まで運ぶためにはどうすればよいのかなどを学んでいきます。
そのたびに、脳が活性化! 脳がどんどんはたらき、「自分で食べる」ことへの自立を促すことにもつながります。
[作り方]
(1) サツマイモは皮付きのまま1cm角に切り、水に7~8分さらす。キッチンペーパーなどで水気をふき取る。
(2) 蒸し大豆は片栗粉をまぶす。
(3) ボウルに(A)の調味料を混ぜ合わせておく。
(4) フライパンに多めの油をしき、(1)を重ならないように並べ、火をつけ弱火でじっくり揚げ焼きする。ジュワジュワと気泡が多くなってきたら火を強めて中火にする。
(5) 竹串がすーっと通り、表面がカリッとしたら取り出す。
(6) 同じように、そのままの火で(2)をカリッと揚げ焼きする。
(7) 油を切った(5)、(6)を、ボウルに入れてあえればできあがり!
※サツマイモは、ジャガイモやカボチャ、サトイモでもOK。
※蒸し大豆はビニール袋などに入れて、片栗粉をまぶすと便利。袋状のパックであればパックの中で片栗粉をまぶすと手間が省けます。水煮を使ってもよいが、水気をよく切らないと油はねしやすいので注意しましょう。大豆を揚げ焼きするときは、かき混ぜたりせずに、一度表面をひっくり返す程度に触れるだけにすると食感がよくなります。
※でんぷん質の多いサツマイモやジャガイモなどの野菜は、低温からじっくり揚げると、中はほっくりと、外はカリッとした食感に調理することができます。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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