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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

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軟らかつくねの卵とじ…ご飯にのせて親子丼風にする

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 前回ご紹介した軟らかつくねのアレンジメニューのご紹介です。

 軟らかいつくねをしっとりと煮込み、卵でふんわりととじることで、ボリュームも食べやすさもアップします。ご飯にのせて親子丼風にすることもできますね。

 このつくねの作り方で、フードプロセッサーがない場合、タマネギは細かく刻むより、おろし金ですりおろすことをおすすめします。刻んだタマネギは、大きさによっては口の中でばらけてしまい、食べにくくなることがありますが、すりおろしにすれば、ばらけることなくまとまり、また、仕上がりも安定します。

 ひき肉と合わせて () ねる際にも、粒を潰すように練り合わせることでより口当たりがよくなります。

 市販のミートボールやハンバーグが、硬く感じられるようになってきた方は、ぜひ一度このつくねを試してみてはいかがでしょうか

[作り方]

(1) タマネギは、繊維を断ち切る切り方で1.5cm幅に切り、軟らかくゆでておく。卵は割り、軽くほぐしておく。軟らかつくねは、大きければ一口大にカットする。

(2) (A)の調味料を小鍋に入れ、(1)のタマネギ、軟らかつくねを入れて7分程度煮る。

(3) (1)の卵を回し入れ半熟状で火を止めて蒸らす。器に盛り付けて青ノリをちらす。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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