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関西圏で変異型が猛威、関東・東北では新タイプ検出…厚労省助言機関

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 新型コロナウイルス対策を検討する厚生労働省の助言機関は7日、まん延防止等重点措置が適用された大阪、兵庫について「感染が急速に拡大し、医療体制が大変厳しい状況になっている」との見解をまとめた。感染力が強いとされる変異ウイルスの割合が増加し、周辺自治体にも波及しているとした。東京や宮城などでは、新タイプの変異型が増加傾向にあると報告された。助言機関は変異型による感染拡大に注意が必要とし、警戒を呼びかけた。

関西圏で変異型が猛威、関東・東北では新タイプ検出…厚労省助言機関

 厚労省などによると、5日時点の直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は大阪44人、宮城36人と、感染状況が最も深刻な「ステージ4」(25人以上)に相当した。京都、奈良、和歌山でも大きく増加。東京では若者の感染が増え、今後の急拡大が懸念された。

 病床使用率も上昇し、感染ピーク時に確保を想定する重症者病床の使用率は兵庫で63%と「ステージ4」(50%以上)を超えた。

 関西での感染拡大には、変異型の増加が影響している。厚労省によると、感染者を抽出して行う簡易検査では、3月28日までの1週間の速報値で、43都道府県の計2039人が変異型だった。前週から839人増えた。都道府県別にみると、兵庫で75%、大阪で54%を占めた。大半が感染力が強いとされる「英国型」とみられ、国内では感染者1人が何人にうつすかを示す「実効再生産数」が従来型の3割増しになっているとの解析結果も示された。

 助言機関は「他地域への流出を防ぐため、不要不急の外出や移動を避けるなど対策が必要」と強調した。

 一方、厚労省によると、関東、東北地方を中心に、ワクチンの効果を低下させる可能性が指摘される新タイプの変異型が1553人(6日時点)見つかり、注視が必要とした。

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