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[意思決定]認知症・番外編<4>患者から生活者、その先へ

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[意思決定]認知症・番外編<4>患者から生活者、その先へ

1959年、東京都生まれ。94年、認知症の人が手厚いケアを受け、最晩年を過ごす同病院に就職。老人看護専門看護師。80年代以降、認知症看護の分野を切り開いた。

青梅慶友病院 看護介護開発室長 桑田美代子さん

 日本では、認知症の人に対するケアが存在しない時代がありました。その歴史を知れば、認知症本人の「意思決定」がいかに重要かが見えてきます。

 1970年代以前、認知症の人は非人道的な対応をされていました。部屋に閉じ込められ、暴れれば手足を縛られ、過剰に薬を飲まされて行動を制限されました。人前でのオムツ交換もふつうでした。看護の現場では、お年寄りを世話するだけの仕事と、とらえられていたのです。

 80年代に入り、家族会が発足したり、精神科病院に専門治療病棟がつくられたりしますが、 徘徊はいかい や暴言などは依然、「問題行動」とみなされました。

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