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「1時間短縮でもダメージ。もう勘弁してほしい」…「まん延防止」仙台のラーメン店

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 新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が適用された初日の5日、対象となった大阪と兵庫、宮城3府県の6市では、営業終了が要請されている午後8時に閉店する店が目立った。一部で市職員らによる繁華街の見回りも実施された。

「1時間短縮でもダメージ。もう勘弁してほしい」…「まん延防止」仙台のラーメン店

飲食店の感染予防対策を調査する宮城県や仙台市の職員ら(5日午後、仙台市青葉区で)=武藤要撮影

 仙台市宮城野区のラーメン店では午後7時40分頃、店員が店の入り口に「営業終了」の案内を出した。両隣にある店も営業を終了し、訪れた数人の客が残念そうに立ち去った。

 市内の飲食店には3月25日から午後9時以降の営業自粛要請が出ていたが、重点措置で1時間前倒しになった。ラーメン店の店長(53)は「昨年から客が減っている中で、1時間の短縮でもダメージが大きい。もう勘弁してほしい」と嘆いた。

 仕入れ業者も悲鳴を上げる。青果卸売業「グロサリーサポート」(仙台市青葉区)には、今回の措置で顧客の7割から休業の連絡が入ったという。佐藤友則代表(53)は「今後1か月の生活の糧がない。卸業者も本当に苦しい」と訴えた。

 関西有数の繁華街、大阪・梅田。海鮮居酒屋「てつたろう梅田中崎町店」では、先週から入り口に二酸化炭素(CO2)濃度を測定できるセンサーを設置し、客らが増えて吐く息で濃度が上がる前に、入り口のドアを開けて換気している。

 団体用テーブル席には騒音計も置いた。会話の音量が一定の大きさに達するとセンサーが光る仕組みで、オーナーの柳川誉之さん(50)は「これだとゲームみたいに面白がってくれる」と話す。

 一方、設置義務があるアクリル板は導入できておらず、客にマスク着用を呼びかける「マスク会食」の徹底も難しいという。柳川さんは「(補助金で)設置することを考えていますが、くつろぎにくくなるので抵抗がある。マスク会食も、頻繁な声かけはやりにくい」と複雑な心境を明かす。

 仙台や大阪、兵庫県尼崎市では、職員らが飲食店の感染対策の実施状況を確認する見回りも始まった。

 仙台市青葉区の日本料理店「はや瀬」では、宮城県の担当者らがアクリル板や消毒液の設置、換気の徹底、食事中以外のマスク着用の4項目を確認。テーブルに置かれたアクリル板や換気方法などについて聞いた。

 県と市は、重点措置対象期間の5月5日までに市内の約1万店舗を職員計80人で回るという。

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