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ヨミドクターメンバーズサロン

医療・健康・介護のコラム

保険適用、コロナ…不妊治療の現状、そして課題は? 第1回「ヨミドクターメンバーズサロン」開催

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不妊治療の現状を語る松本さん(左)。右は藤田ヨミドクター副編集長

不妊治療の現状を語る松本さん(左)。右は藤田ヨミドクター副編集長

 第一線で活躍する医師や専門家ら、ヨミドクターの人気コラムニストを講師に迎え、「今、まさに知りたい」医療・健康のトピックについて聞く「ヨミドクターメンバーズサロン」が、3月26日にオンラインでスタートした。

 記念すべき第1回のテーマは「不妊治療」。人気連載「いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ」の執筆者、松本亜樹子さんが講師となり、不妊治療をめぐる現状や課題などについての講演、聞き手の藤田勝ヨミドクター副編集長とのトークセッション、視聴者からの質疑応答などを行った。

社会全体で乗り越えていく課題

 なかなか歯止めがかからない少子化対策の一つとして、厚生労働省が2022年度に不妊治療への保険適用拡大の方針を示すなど、あらためてこのテーマについての関心は高まっている。冒頭の講演で、松本さんは「不妊治療の現状と当事者の4つの負担」をテーマに、年々、増加する体外受精と早急に解決が求められる課題について、わかりやすく解説した。

 1990年には320人に1人の割合だった体外受精で生まれた子どもの数は、2018年には16人に1人にまで増加。不妊の検査や治療を「受けたことがある」「現在受けている」夫婦の割合は、5.5組に1組と身近なものとなった。その一方で、「からだ」「こころ」「お金」「通院などの時間」という、患者が抱える4つの負担について、松本さんは「まだまだ乗り越えていくべき課題は多い」と訴えた。さらに、不妊治療のために職場にいづらくなったり、退職しなければならなくなったりした女性が多くいる現状を挙げて、社会全体での理解を求めた。

 藤田副編集長とのトークセッションでは、不妊治療が保険適用されることへの期待と課題、これから治療を受けようと考えている人へのアドバイス、新型コロナ感染症による影響など、幅広い話題について話し合われた。

 自身の不妊をきっかけに発足させたNPO法人「Fine(~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~)」の理事長の傍ら、不妊治療の環境向上等の自助活動を行っている経験から、松本さんは「我々は不妊に悩む人へのメッセンジャー。どんなことでも気楽に相談してほしい」と話し、第1回目の「ヨミドクターメンバーズサロン」を結んだ。

 当日の模様は4月中旬、ヨミドクターで動画でも公開する予定。

 ※「ヨミドクターメンバーズサロン」は、「読売新聞オンライン読者会員」でヨミドクターに有料登録いただいている方向けのサービスです。ヨミドクターに有料登録すると、月額220円(税込み 申し込み月は無料)で「24時間電話医療相談サービス」が受けられます。保健師、看護師、管理栄養士など経験豊かなスタッフが、ご相談の内容に応じて24時間365日お答えします。内容によっては250人の専門医とのトリオフォンも可能です。ヨミドクターメンバーズサロンは「24時間電話医療相談サービス」に加わる、新しいサービスです。登録料は変わりません。

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 ヨミドクターでは、第一線で活躍する医師や専門家、著名人など多彩な執筆陣のコラムを連載しています。「ヨミドクターメンバーズサロン」は、そのコラムニストらを講師に迎え、「今まさに知りたい」医療・健康のトピックを取り上げてお話しいただく講座企画です。

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