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「昼カラオケ」警戒でも高齢者4人感染…緊急事態中「大会」参加者も
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の解除から1週間となる28日、埼玉県内では新たに114人の感染が確認された。
県は感染のリバウンド(再拡大)対策として飲食を伴う会合や「昼カラオケ」への警戒を強めているが、同日の新規感染者にはカラオケを通じて感染した高齢者4人がいたほか、接待を伴う飲食店の従業員3人の感染も明らかになった。
感染者の内訳は、県発表が70人、さいたま市が18人、越谷市が13人、川口市が10人、川越市が3人。感染者は累計3万2467人となった。
カラオケ関連の新規感染者のうち1人は、緊急事態宣言発令中の3月中旬に行われたカラオケ大会に参加していた。同大会参加者らの感染は計6人となった。
県によると、28日夕現在、入院者は指定医療機関と一般医療機関で470人で、うち重症者は37人。ホテル療養は326人、自宅療養は301人。医療機関の退院やホテル・自宅療養の終了者は3万420人。死者は699人。