医療大全
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病と運転<2>睡眠障害症状 治療で抑制
日中でも強い眠気に襲われ、居眠り運転の危険を伴う病気がある。就寝中に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」や過眠症「ナルコレプシー」が代表的だ。ただ、こうした病気でも、しっかり治療して症状をコントロールできれば運転は不可能ではない。
群馬県の男性Bさん(40)は、両方の診断を受けている。10歳頃から、夜きちんと寝ていても、日中に突然眠り込んでしまうことがあった。周りからは「2時間以上続けて起きているのを見たことがない」と言われていた。
だから、20歳の時に運転免許を取ったが、「居眠りしたら怖い」ので、当初は運転を避けていた。
2003年、新幹線の運転士の居眠り事故をきっかけに、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が注目されるようになった。
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