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[東日本大震災10年]福島 こころの軌跡<8>「もう10年」も「まだ10年」も

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 一人ひとりのなかにある「3・11」が、区切りを迎えた。3月11日午後2時46分。東日本大震災から10年。「相馬広域こころのケアセンターなごみ」がある福島県南相馬市は、快晴――。

[東日本大震災10年]福島 こころの軌跡<8>「もう10年」も「まだ10年」も

3月11日、なごみの事務所を出発するスタッフたち。前列左が米倉さん、右が足立さん、中央が立谷さん

 同センターや訪問看護ステーションなどのスタッフ総勢25人は、それぞれの現場で黙とうした。

 臨床心理士の足立知子さん(38)は、事務所でその瞬間を過ごした。

 「もう10年(なんだから)」も、「まだ10年(しかたってない)」も、誰もがいくらでも話せる、なごみならではの支援を続けていこう。そう思った。

 この10年、被災者のこころは、ずっと追いつめられてきた。笑えば、不謹慎と見られる。泣けば、まだ悲しんでいるのかと 叱咤しった される。どんな感情を表出すればよいのか分からない。

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