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[東日本大震災10年]福島 こころの軌跡<1>回復する力 問い続け

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[東日本大震災10年]福島 こころの軌跡<1>回復する力 問い続け

東日本大震災10年の3月11日、南相馬市の海岸に立つ米倉さん

  ねずみ 色の防潮堤に守られて、風力発電のプロペラが浜風を受けている。たおやかな太平洋に面するのは、火力発電所。東日本大震災で起きた東京電力福島第一原発事故の現場は、この あお い海から約30キロ南だ――。

 3月11日午前。NPO法人が運営する「相馬広域こころのケアセンターなごみ」(福島県南相馬市)のセンター長、米倉一磨さん(47)は、自宅に近い海岸で、10年の歳月を思った。原発より北の県内沿岸部で、震災直後から被災者のこころのケアを続けてきた、唯一の看護師だ。

 震災と原発事故が奪ったものは、大きい。震災を直接の原因とする死者は、県内で1614人。2320人が震災関連死。施設や病院からの移動中にいのちを落とした高齢者もいる。遺体が見つからない人は196人。

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